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マダニが犬や猫、そして人間に与える影響を知ろう!【殺人ダニと呼ばれる理由は?】

ペットとダニ

2017年7月、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で亡くなった患者さんがいました。

厚生労働省によると「猫から感染した疑いが強い」とのこと。

猫から人間へのSFTSの感染事例が明らかになったのは、これが初めてのことでした…。

 

この元凶となったのが『マダニ』。

SFTSは、マダニから猫に感染し、猫から人へ感染し、その患者さんは亡くなってしまったのです。

おそらく犬や猫を飼っている方なら『マダニ』の名前は聞いたことがあるでしょう。

一般的には「吸血ダニ」として有名で、哺乳類に取り付いて血を吸うダニとして知られています。

しかし、この出来事により一躍?「殺人ダニ」として有名になってしまったマダニ。

今回は、この『マダニ』について詳しく解説していきます。

ペットだけでなく、人間にとっても脅威となるダニですので、ぜひ最後までお読みください。

 

なお、今回の記事では、日本に生息する『フタトゲチマダニ』を基準に解説していきます。

 

マダニとは?

「ダニ」というと、家の中にいるイエダニやツメダニを思い浮かべるかもしれません。

小さくて肉眼ではとらえられない生き物として認識されている方も多いでしょう。

ところが!

この「マダニ」は、そんなダニと一緒くたにはできない、ちょっと特別なダニなのです。

まず、生存場所が屋内ではありません。

屋外、一般的には山森の草むらや広い公園の草むら、河川敷の草むらなどに生息しています。

そして、驚くべきはその体長。

通常の状態で約3mm~4mm、十分肉眼で視認可能です。

さらに、血を吸って満腹状態になると1cm以上になるものもいるのです。(下図)

 

こわっ!

てか、キモっ!

ですよね。

日本に分布するマダニは、上でも述べたフタトゲチマダニのほか、ヤマトマダニなど約20種類が生息しているそうです。

ちなみに、マダニは昆虫ではなく、8本脚からなる節足動物でクモやサソリに近い生き物。(クモは昆虫じゃないんですよ、知ってました?)

身体の外側が硬い外皮でおおわれているのも特徴ですね。

 

マダニの生態

マダニを表現する時に、「3宿主性」という言葉が用いられます。

これは、マダニがその成長段階において、3回宿主(寄生先)を変えることから、そう呼ばれています。

マダニの唯一の栄養源は、動物の血液。

そのため、①幼ダニ、②若ダニ、③成ダニの3段階の成長過程で、それぞれ吸血する必要があるのです。(①&②は脱皮のため、③は産卵のため)

常に血を吸っているわけではなく、吸血の必要があるたびに宿主に寄生するので「3宿主性」なんですね。

ほぼ全てのマダニがこの3宿主性で、生存期間(1年から2年くらい)のうち20日~25日が吸血期間となります。

吸血期間以外のときは、脱皮や産卵をして動物へ寄生する機会を待ちながら生活しているそうですよ。

 

マダニの発生時期

マダニの発生時期は春と夏、発生場所は草むらです。

ダニは、基本的に湿度が高くないと生きられない生物ですので、5月~9月頃の間に発生することが多いようです。

ただ、その生存には湿度以外の要因も関係してくるため、「1年を通して生存している」と思ってもらった方が良いと思います。

特に、日本は湿度が高い地域でもありますから。

 

ダニが動物(哺乳類)を感知するのは「ハラー氏器官」と呼ばれる独特の感覚器官で、動物の体温、振動、二酸化炭素などを感知し、動物の体表へ寄生します。

そして、血を吸うとぷくっと膨らんで「できもの」ができたような状態になるため、例えば子供などが咬まれると「手にできものができた!」となるわけですね。

イヤイヤ、「なるわけですね」なんて悠長に構えていられません。

もしそのような状態になったら、すぐにお医者さんに診てもらいましょう。

これは、犬や猫のペットも同じです。

マダニが草むらに潜んでいることを考えると、むしろペットの方が寄生される可能性が高いでしょう、かなり。

だからこそ、マダニはペットにとってやっかいな存在として知られているのです。

(今まさに血を吸わんとしている状態)

 

マダニに寄生されると?

マダニは血を吸うために寄生しますので、寄生されたら100%血を吸われることになります。

冒頭でも述べたように、マダニに寄生されると「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」という病気にかかる恐れがあります。

この「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の致死率は、6%~30%(人間の場合)と言われていますので本当に怖い病気なのです。

さらに、現在有効な抗ウイルス薬等は存在していません。

 

ただし、マダニによる感染症はSFTSだけではありません。

皮膚炎や貧血、栄養障害などの病害を発症することもありますし、原虫やウイルス、リケッチア(細胞内寄生菌)、細菌など、様々な病原体を媒介してしまい、SFTSでなくとも命に関わる危険性があるのです。

ホント、怖いですよね。

一般的に、ダニに咬まれると痒くなったりかぶれたりといった症状が代表的ですが、「マダニ」は特別。

なお、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」についてより詳しく知りたい方は、こちらの厚生労働省のサイトを参考にしてください。

 

マダニに咬まれたら

人間もペットも同じですが、マダニに咬まれたらまずはお医者さんです。

その際に注意して欲しいことは、マダニが既に血を吸っていたら無理に取ろうとしないこと。

吸血中のマダニは、セメントのような物質でしっかり皮膚に咬み付いているため、引っ張ってもなかなか取れません。

そのため、無理に取ろうとすると口器だけが皮膚内に残ってしまい、化膿などの原因になってしまうからです。

仮に、手で払ってすぐに取れたとしても、引っぱったら取れたとしても、必ずお医者さんには行ってくださいね。(ペットもですよ)

 

そんなマダニから、我が身や家族、そして家族と変わらないペットを守るためには、何を置いても『予防』です。

特に、日本においては定期的な予防を欠かさないことが最善の策となります。

元々が野生動物である犬や猫は、外で遊ぶのが大好き。

そして、草むらとか平気で突っ込んでいきますので、飼い主が無理やり止めることは不可能ですよね。

最もオーソドックスな予防法は、マダニの駆除薬を使うことですので、しっかりと予防しながら、末永く楽しいペットライフを送りましょう。

もちろん、飼い主であるあなたも、十分気を付けてくださいね。

 

 

参考までに、わたしがちょくちょく利用するオンラインショップで、マダニ駆除薬を多数そろえている通販サイトを紹介します。

それが、『ペットくすり』というおくすり屋さん。

 

よく利用する理由は、日本では手に入りにくいアイテムが入手できるのと、まとめ買いするとお得になるから(個人的にはかなり安いと思ってます)。

興味のある方は、『ペットくすり』の公式サイトを覗いてみてください。

中でも、ノミ・マダニ駆除薬ランキングは、口コミ評価も見られてオススメですよ。

 

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